2009年11月12日 13:57
昨日息子2号がサッカーの帰り道に…
信号待ちでおもむろに
「大どろぼう捕まってよかったね」
と言った。
「大どろぼう?」
大どろぼうと言えばホッツェンプロッツ!
わが家の本棚に並べてある!
この本読むなら、小学校中学年向き
でも、息子2号は、まだ1年生…
「この子、絵本と昆虫図鑑以外読んだことあったっけ?」
不思議そうに
「知らないの?」
「し、知ってるよ〜」
取り敢えず無難な受け答えをしてみた
「大どろぼう怖いよね〜」
「怖い?」
私の知っている限り・・・
大どろぼうのホッツェンプロッツは
かなりのおマヌケで子どもにもやられちゃう…
盗んだものと言えばおばあさんの「コーヒーミル」
大どろぼうのくせに、大したものではない!!
「ずっと逃げてたんだって」
どうも話が噛み合わない。
こういう時は適当に相づち
「ふ〜ん」
心の中では
「駅で捕まったよ!新幹線で連れてこられたの」
彼の言う「大どろぼう」の正体が判明!
そう、整形の上逃走していた指名手配犯!
「あの人何盗んだの?朝のニュースで大騒ぎしてたから、きっと凄く大事なものだよね」
そう…まだ遺棄容疑だけど…
人の最も大事なものを盗んだのかもしれない…
淡々と会話を続ける息子…
「悪いことしたらダメだよね!」
「ホントダメだよね!」
繰り返す間…
逮捕直後容疑者の両親と被害者の家族の会見を思い出し・・・
複雑な思いが渦巻いた帰り道。
こんな事が二度と繰り返されないことを・・・
切に願います。